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AGENTS.md対応で、AIへの指示書をツール共通の1つにする

担当者が1枚の共通の指示書を広げ、種類の違う3つのAIがそれを一緒に読んでいるイラスト
解説AGENTS.md対応で、AIへの指示書をツール共通の1つにする

この記事は公式の発表と公開資料をもとに、私の見解を添えて書いています。

発表の要点Claude Codeが、ほかのAIと共通の指示書を読むようになりました

Claude Codeが、AIへの指示書の共通の形式 AGENTS.md を読むようになりました。 専用の指示書の CLAUDE.md が無い時は、代わりにこちらを読みます。

この記事では、何が変わったのかと、AIへの社内ルールを1つにまとめる考え方を整理します。

Claude Codeは、Anthropic社のコーディング用AIエージェント(プログラムを書く作業を手伝うAI)です。 Anthropicの公式の変更履歴では、そのバージョン2.1.277で、AGENTS.mdへの対応が追加されています。

AGENTS.mdの公式サイトは、AGENTS.mdをコーディング用AIエージェントに指示を渡すための、シンプルで公開された形式としています。 人向けのREADME(説明書きのファイル)とは別の、AI向けのREADMEとして説明されています。

書く中身の例として、作っているものの概要、プログラムを組み立てて動きを確かめる手順(ビルドとテスト)、プログラムの書き方の決まり、セキュリティ上の注意が挙がっています。

仕組みCLAUDE.mdがあれば、設定を変えない限りそちらだけを読みます

CLAUDE.mdとAGENTS.mdの両方がある時は、設定を変えていなければCLAUDE.mdだけを読みます。

CLAUDE.mdは、Claude Codeにもともとある専用の指示書です。 作業の前提となる指示を書いておくファイルで、Claude Codeは毎回の作業の始めにこれを読みます。

どちらを読むかは、次のように決まります。

この読み分けは、Claude Codeの設定画面(/config)にある Project instructions で変えられます。 選択肢は、上の読み分けのまま・両方とも読む・CLAUDE.mdだけ・組織が管理する指示だけ、の4つです。

設定を変えずに、CLAUDE.mdからAGENTS.mdを読ませる方法もあります。 CLAUDE.mdに @AGENTS.md の1行を書いて読み込めば、同じファイルをほかのツールと共有できます。

当てはまる人・当てはまらない人AIにプログラムを書かせているかどうか

当てはまるのは、AIにプログラムを書かせる道具を使っている人です。 公式ドキュメントは、ほかのコーディング用AIに合わせてAGENTS.mdを用意してある場合、CLAUDE.mdを足さずにそのまま使えるとしています。

AGENTS.mdに対応しているツールとして、公式サイトには次のようなものが挙がっています。

AGENTS.mdはコーディング用AI向けの形式なので、文章作りにだけAIを使っている場合は、直接の関係は薄いです。

それでも、長崎の中小企業でも複数のAIを試したり乗り換えたりする場面が増えています。 ツールを替えるたびに、AIへの社内ルールを書き直す手間が出てきます。

私が思うこと指示書は1つにまとめ、形式は共通のものを使う

AIへの指示書は、共通の形式で1つにまとめておくと、ツールの乗り換えに強いと考えています。 AIへの社内ルールを共通の1ファイルにしておけば、ツールを替えるたびに書き直さずに済みます。

もう1つ、AIツールを選ぶ時は、1社独自の仕組みより、共通の形式に乗れるかを見るのがよいと考えています。 どのAIが勝ち残るかは、誰にも読めません。

1社だけの仕組みに社内のやり方を寄せるより、共通の形式で書いておく方が、あとで困りにくいです。 AGENTS.mdが1社のものではなく、Linux Foundation傘下のAgentic AI Foundationが管理していることも、この考えと合っています。

今日できることAIへの社内ルールを、1つのファイルに寄せる

今日できることは、AIに伝えたい社内ルールを、ツールごとではなく1つのファイルにまとめておくことです。

どこから手をつければよいか判断がつかない時は、サポート内容もあわせてご覧ください。

あわせて読む

この記事の出典

  1. Claude Code CHANGELOG(2.1.277)(Anthropic)
  2. How Claude remembers your project(AGENTS.md の節)(Anthropic)
  3. AGENTS.md(Agentic AI Foundation(Linux Foundation))
最終確認日: 2026-10-02

この記事を書いた人

池田純平ITライフワークデザイン 代表

長崎県内と佐賀県を中心に、ご家庭・スモールオフィス・法人のITを現場でサポートしています。

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